この記事では、女子ゴルフQTの仕組みを「全体像→順位の目安→逆転の仕組み」の順で、はじめてでも迷わないように解説します。
女子ゴルフQTの仕組み:2ステージ制(1st→ファイナル)を図解

女子ゴルフを見ていると、こんな疑問が出ませんか?
- プロテスト合格したのに、推し選手がなかなか試合に出てこない
- QTって何位くらいならレギュラーツアーに出られるの?
- 「QTは地獄」って聞くけど、何がそんなに厳しいの?
QTは翌年のツアー出場に直結する制度です。まず全体を1分で掴みましょう。
QTとは?一言でいうと「翌年の席順(出場優先順位)決め」
QT(クォリファイングトーナメント)は、翌年度のJLPGAツアー(レギュラー)とステップ・アップ・ツアーの出場資格を決めるためのトーナメントです。
ここが重要で、QTの順位がそのまま
**「翌シーズン開幕〜第1回リランキングまでの出場優先順位」**になります。
ざっくり図解:シードとQTの関係
- シード選手:前年の成績などで出場権が手厚い(安定枠)
- QT組:QT順位で“席順”が決まる(出場できる試合数が読みづらい)
※この「安定枠 vs 席順レース」の差が、ファン目線でも一番わかりやすいポイントです。
QTの仕組み:2ステージ制で「ファイナルの順位」が効く
QTは 2ステージ制 で、11月下旬〜2週連続で実施されます。
1stステージ(一次予選)
- 4日間・72ホールのストローク
- 各会場の上位者がファイナルへ進出
ファイナルステージ(本番)
- 4日間・72ホールのストローク
- ここでの順位が、翌年(第1回リランキングまで)の出場優先順位に直結
どんな選手がQTに出るの?(プロテスト合格者もここに来る)
「プロテストに受かったら、すぐレギュラーツアーに出られる」と思われがちですが、そう単純ではありません。
JLPGA公式のQT概要では、1stステージに出られるのは JLPGA会員 と その年の最終プロテスト合格者 などが対象です。
さらにファイナルには、前年ツアーの状況やステップ・アップ成績などに応じた選手が合流します(例:前年シードで翌年シードを逃した選手、メルセデスランキング一定範囲の選手、ステップ優勝者など)。
ここが勘違いポイント:プロテストとQTは役割が違う
- プロテスト合格=「プロとしての資格(スタートライン)」
- QT=「翌年の試合に出るための席順レース」
この整理をすると、「なぜ推しが試合に出られないのか?」が一気に腑に落ちます。
「何位までに入れば試合に出られる?」順位の目安(※大会で違う)
結論から言うと、“何位なら確実”という一本線はありません。
なぜなら、試合ごとに出場枠が違い、主催者推薦や欠場の影響もあるからです。
ただし、目安として語られやすいラインはあります。
前半戦フル参戦の目安:QT37位以内(※目安)
ALBAの分析では、前年実績を踏まえると 「前半戦フル出場ラインはQT37位以内が目安」 とされています。
37位を逃しても、出られる試合が“ゼロ”とは限らない
同じ記事内で、大会によってはQT63位まで出場したケースも示されています(メジャー等、枠の状況で変動)。
✅ まとめると
- 目安:QT37位以内 → 前半戦の出場機会がかなり増えやすい
- それ以降 → 試合によって出場できたり、推薦や欠場待ちの要素が増える
なぜ「QTは地獄」と言われるの?(制度上キツいポイント)
QTが厳しい理由は、精神論ではなく 制度の構造にあります。
理由1:ファイナル順位が「翌年の出場機会」に直結する
QT順位で、第1回リランキングまでの出場優先順位が決まります。
つまり、“翌年の働き口(出場機会)”がまとまって決まる。
理由2:ファイナルは一堂に会してのサバイバル
ファイナルは、1st通過者に加えて免除組も合流し、来季前半戦の出場権をかけて争う構造です。
逆転のチャンス:リランキングで席順が入れ替わる
「QTで出遅れたら、その年は終わり?」
→ いいえ。途中で席順が入れ替わる仕組みがあります。
リランキング制度は、シーズン途中に(シード以外の)対象選手を成績順で並び替え、以降の出場資格に反映する制度として導入されました。
2026年のリランキング時期(発表ベース)
2026年は、第1回:ニチレイレディス終了後/第2回:ミヤギテレビ杯終了後と報じられています(以降の試合から適用)。
だから「QT下位→少ないチャンスで結果→リランキングで浮上」という“下剋上”が起きます。
推し活がもっと楽しくなる!QTの見方3つ
最後に、観戦が面白くなる“見方”をまとめます。
① 開幕前:推しのQT順位をチェック
前半戦の出場機会のイメージが立ちます。
② 前半戦:出場できた試合で「ポイント(成績)」を積めているか
リランキングで浮上できるかの鍵になります。
③ リランキング前後:出場試合が増えるか(流れが変わる瞬間)
ここは“物語が動く”タイミングです。
よくある質問(FAQ)
Q. QTはいつやるの?
JLPGA公式では、QTは2ステージ制で11月下旬から2週連続とされています。
Q. QTの順位はどこで見られる?
JLPGA公式の「クォリファイングトーナメント」ページから辿れます。
Q. ステップ・アップ・ツアーから上に行く道はある?
ステップ・アップ上位者に、翌年の出場資格やQTファイナル出場資格が付与される旨がJLPGAで説明されています。
まとめ
- QT=翌年の出場優先順位を決める予選会(第1回リランキングまでに影響)
- QTは2ステージ制:1st→ファイナル(どちらも72ホール)
- 目安としてQT37位以内が前半戦フル参戦ラインになりやすい(※目安)
- リランキングで逆転可能:2026年はニチレイ/ミヤギテレビ杯後に実施と報道
参考文献・出典
※制度は変更される場合があります。最新情報はJLPGA公式発表をご確認ください。

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